喉を開ける

その10「喉を開けるコツ」

今回は前回の「喉を開けるとは」の続きで、

喉を開けるメリット、そのコツを書いていきたいと思います。

まず正しく喉を開ける事での効果を大まかに書くと

1、声が太くなる

2、声が大きくなる

3、声帯にかかる余分な力を抜きやすくする

4、呼吸を少し楽にする

このように挙げられると思います。

やり方は前回に書いた通りなんですが、

あれを教えるだけでは上手くいかない人も結構います。

コツ、注意点はたくさんあるのですが、

その辺のいくつかを書いていきます。

まず、あくびをする時は必ず口の奥が

上下に開くようになっているので、

その形を一つのお手本にするといいと思います。
(あくびの時の耳抜きはしなくて大丈夫です^^;)

そしてあくびをする時皆さんはまず何をするかと言うと、

必ず息を吸うと思います。

息を吸いながら口の奥を縦に大きく開いていくと思います。

これが非常に大事なことで、

歌や発声の時も喉を開こうと思った時、

そのタイミングは息を吸う時が一番効率が良いのです。

あくびをしてる時は力を入れてる感覚はないと思います。

人間の誰しもが行っている生理的な動作です。

このあくびの動作と似たような状態で喉を開けると

余計な力が加わりにくくなるので、

これを利用すると喉を開く際の脱力にも繋がってきます。

また、息を吸う動作と喉を開く動作を同時に行うことで

別々に行うよりもその後の発声の準備に余裕を作れます。

あくびの時に口の中がどうなっているかと言うと、

奥の方は縦に大きく開くので

空気の通り道が広くなります。

なので奥で出来るだけ広い空間を作りながら

呼吸をしようとイメージすると上手くいく人もいます。

この「喉を開ける」は声の質を変えるだけではなく、

喉の空気の入る道を広くする事から

呼吸自体も多少効率良くする事が出来ます。

と言う事で、それは良い呼吸とも繋がってくるのです。

腹式呼吸をすると声が大きくなる、

声が太くなると言われたりしますが、

これ自体は腹式呼吸による効果とも言えますが、

腹式呼吸によって「喉を開く効果」によるものだと思います。

その証拠として一度試してみて欲しいのですが、

肩を上げて胸で思いっきり息を吸って

喉を開けて声を出してみて下さい。

これでも太くて重みのある声が出せると思います。

胸で思いっきり吸っているので

実際行っているのは胸式呼吸のはずですが、

聴いてる人はお腹から声が出てると思うでしょう。

ここから言えるのは、

胸式、複式に関係なく喉の操作で

「お腹から出してるような声」は出せるのです。

ただ腹式呼吸を否定してるわけではなくて、

腹式呼吸自体にはいくつもメリットがありますので、

それはまたそのうち書きたいと思います。

とある流派では発声の呼吸は

「吸うより吐く方が大事」

「しっかり吐ければ自然に吸える」

と言われているのですが、

僕は吸う方もとても重要だと思っています。

しっかり吐いていても

ちゃんと吸えない人をたくさん見てきましたし、

そういう人は効率良く吸う事を学ぶことで

正しく呼吸が出来るようになるのです。

この辺もいつか腹式呼吸と一緒に書きますので。

次回はこの喉を開ける動作を実際にどう使っていくのか?

を説明したいと思います(‘-^*)/

※注意

全てに関して言える事なのですが、

もし発声中に声帯がヒリヒリするとか痛みを感じる時は

声を出すのは中断し痛みが治まるまで休みましょう。

痛みを感じる時はいくつか原因は考えられますが

声の出し方が何かしら間違っている可能性が高いので、

痛みのない出し方を考えてみましょう。

3オクターブは当たり前! 喉に優しい魅惑のハイトーンボイス養成メソッド

¥1,620
Amazon.co.jp

初心者から第一線で活躍する上級者まで
東京中野区のボイストレーニングスクール
IPC VOICE STUDIO
◆都内で対面レッスンの他、全国でオンラインレッスンが受講可能です。
レッスンや各種お問い合わせはこちら
◆当スクールHPです。
IPC VOICE STUDIOオフィシャルHP


メルマガだけの最新情報も。あなたの質問や悩みにも答えます。

↓【ボイストレーナーAKIRA公式メルマガ】の登録はこちらから

必須 メールアドレス


【半角英数字】

関連記事

  1. 喉を開ける

    その9「喉を開けるとは」

    前回「喉を開くのは声帯ではありません」と書いたんですが、今回は「ではど…

  2. 喉を開ける

    その11「喉を開けて歌う」

    さて、今回は実際に喉を開けて歌う時のアドバイスです。前回、前々回と喉の…

  3. Q&A

    ポピュラー発声をベルカント唱法に変えられますか?

    ※メルマガでのQ&Aを掲載しております。【質問】〇〇で…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 喉に良いこと

    喉、声の調子が悪い。そんな人が知るべき声の病気とクリニック
  2. メンタル

    メンタルを安定させて、本番歌う時の緊張対策やボイトレ効率を高めよう。
  3. ボイトレ

    歌の上達とボイトレが効率良くなるためにはコツ、ポイントがある。
  4. ボイトレ

    歌手、声優など必見!喉の筋肉(喉頭筋)の種類と声帯の動きを知ろう。
  5. メンタル

    短絡的に物事を判断しない。
PAGE TOP
当HPでは文章の無断転載を禁止しております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。