今回は発声に関する筋肉の話をしようと思います。
細かく書くとちんぷんかんぷんになってしまうと思うので、
出来るだけ簡単に書いてみようと思います。
喉には様々な筋肉があり、それぞれが発声に関与しています。
上手く歌が歌えない、発声が出来ない場合は
結果的にその筋肉が動きが悪い訳ですが、
この場合筋肉自体の筋力や柔軟性に問題がある場合と
筋肉の使い方や動かし方に問題がある場合、
そしてその両方の問題の場合があります。
何が問題によって取り組み方は若干変わりますが、
ボイストレーニングではどのケースであっても
発声していく事で解決に導いていきます。
筋肉には様々な種類があり、
・声帯を閉める筋肉
・声帯の閉め具合や開き具合を調整する筋肉
・音程を上げ下げしてコントロールする筋肉
・声の強弱をコントロールする筋肉
・声の太さをコントロールする筋肉
などなど、ここに挙げたのも一例ですが
このようにたくさんあります。
全ての動きは筋肉で行っています。
「筋肉」と単数形で書いたのですが、
これらはそれぞれ一つの筋肉で動いているわけではなく
様々な筋肉が協力し合って動いているので、
実際には何十種類と言う筋肉が動いて
声の動きを作っているわけです。
その人がどの動きが得意なのか、または苦手かによって、
その人の特にやるべき発声の練習メニューは見えてきます。
その筋肉を動かしやすい音の動きと言うのがあるので、
うちではそれを使って普段はレッスンしています。
さて、発声練習というと
ただひたすらに大声を出してる人もいるかもしれないのですが、
練習の目的は何なのか、
練習の注意点は何なのか、
狙う音のイメージはどんなものなのか、
そして実際どういう練習をするかで
練習の効率がまた変わってきます。
非効率な発声練習は疲労が溜まるだけで
思ったように効果が出ない事が多いので、
「これは何のための練習なのか」
「どういう注意をすればいいのか」
トレーナ-についている人たちは
分からなければ先生に聞いてみたりして下さい。
トレーナーがいない人たちは自分で考えるしかないのですが、
このような点から色々推測したりして狙いを定めてみてください。
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