こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
緊急事態宣言も解除に向けて動いてきていますね。
新コロナウイルスのCOVID-19が今後どうなりそうか、
ここで私の頭の中を少し書いておこうかと思います。
まず、ウイルスの特徴である感染力の高さ、
潜伏期間の長さ、不顕性感染の多さなどを考えると
根絶は出来ない終息不可能なウイルスと
多くの専門家は当初から見立てています。
終息が無理と考えると、
緊急事態宣言が空けた後も
感染のリスクはゼロにはなりません。
当面の間は今までと同じように人が集まったり
大人数で歌ったりというのは少し難しい空気になるでしょう。
この東京のロードマップを見ても、
カラオケやライブハウスは常に×のままですよね。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1254195.html
当面の間と書きましたが
「当面の間」というのは一体どの位かというと、
人がウイルスに対して恐怖を感じなくなるようになるまででしょう。
現段階ではっきり分かるのは、
ほぼ人が死亡しないくらい効果の高い治療薬が出来るか、
またはワクチンが完成して手軽に接種できるようになるか
この2つのどちらかが達成されるまでと予想できます。
ワクチン開発には3つのステージがあって、
その中で効果や安全性を何度も検証して始めて実用可能となります。
ワクチン開発は通常5年かかる所を
あらゆる工程をカットして、
米国立アレルギー感染症研究所のAnthony Fauci所長は18ヶ月ほど、
ビルゲイツ氏は最短9ヶ月、最長2年ほどで
ワクチンが出来上がるだろうと予測しています。
ただワクチンが出来上がっても
全世界にワクチンが行き渡るまでには
また年月がかかるということです。
こうやって一つ一つを見ていくと
何となく答えが分かってきますが、
よほど特別な事がなければ
このコロナ禍は1~3年長引くかもしれないと仮定して
私たちは動いていった方が良いという事になります。
(もちろんこれが外れてくれたら嬉しいのですけど)
では私たちはそれだけの年月を我慢できるかというと、
ここで英語ですがイギリスの記事を一つご紹介します。
https://www.theguardian.com/music/2020/may/16/dont-stand-so-close-how-live-music-has-changed-its-tune-in-lockdown
イギリスではライブ会場の80%が潰れるリスクがあり、
ワクチンか大きな補助金がなくこの状況が続くと
ライブミュージック業界は1年で破綻するだろうと予測しているそうです。
ということであまり良くない見通しが立っていますね。
もう少し時間が経つと人の警戒心も薄れてきたり
自粛にいい加減飽きてきて
少しずつ人が集まりやすい状況にはなりそうですが、
ウイルスの第二波が来るという予測もありますし
しばらくは様子見の状況が続きそうです。
でも一つ言えるのは、
仕事がなくなってしまった芸能、音楽業界の方も
自分が必要なくなるという訳ではなく、
日常が戻ってくればまた需要は生まれるということです。
ですのであまり悲観的にならずに、
今自分に出来る事をやりながらまた機会を待ちましょう。
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