ピアノ伴奏の話

必要があるかないかの分別をする。

前回から続きます。

さて、「必要のないことはしない」と書くと、

あまりテクニックを使わない方がいいのか、と考えがちですが

そういう意味でもありません。

「聴き手にテクニックを存分に魅せ付けてやる!」

「色々な技を使ってこそ自分のスタイルだ」

という方の場合はテクニックをたくさん使う「必要がある」訳です。

何が必要で何が必要でないのか、

このラインは少し前の記事で書いたように

「自分の演奏、作品にどういう意図を持たせるか」によると思います。

もちろんその人それぞれ違います。

テクニックは年月かけて長く使っていたり細かく勉強していると

・それぞれにどういう効果があるのか

・聴き手にどういう印象を作ることが出来るのか

というのが少しずつ客観的に分かってきます。

理屈で分かる場合もあるし、

なんとなく感覚的に分かると言う場合もあります。

これはその人の感性や勉強の仕方によると思います。

それが分かってきて、

また、自分がどういう演奏をしたいのかが見えてくると

自分の演奏や動きの一つ一つに

「必然性」のようなものが生まれてきます。

もしくは自分の表現したいイメージに対して

一つ一つの動きがそれぞれ確信を持って必要なのか不要なのか、

その判断が出来るようになる・・・と言うんでしょうか。

歌にも同じようなことが言えますが、

僕の場合は歌でもピアノでも必然性が持てることはするし、

そうじゃないことはしないように、と考えています。

必然性のないことをあまりしてしまうと

他の必然性のある表現が伝わりにくいものになってしまったり

全体として不自然さが出てしまうこともあります。

自分の表現に必要なものがどれで不要なものがどれなのか、

この分別がしっかり出来ることで全体のバランス調整もしやすくなり

伝えたい意図が伝わりやすいものになると思います。

とまぁつらつらと書いてみましたが

言葉だけでの説明はなかなか分かり辛いかもしれないですね。。。

実演を交えながらの説明だともっとずっと簡単なんですけど。

そのうち分かりやすい書き方がひらめいたら

具体例を少し書く機会を作ろうと思います。

さて、ピアノの話から少し飛んでしまいましたが、

「何事においても必要あるかないかの分別をする」ということ。

実はこの分別する感覚がその人の音楽のセンスとも言うべき部分で、

その人が良い音楽を作れるかどうかの根っこにもなってきます。

ですので、歌手、音楽家として向上したい人は

この感覚をどんどん磨いて欲しいと思います。

素晴らしい演奏技術や超絶テクニックを持っている演奏家は

その道で食べていける確率も高いし注目もされやすいと思うんですが、

超絶技巧が出来なくても食べていける演奏家もとてもたくさんいます。

逆に超絶技巧が出来るのに食べていけない演奏家もたくさんいます。

その差は何なのか??

いくつもあるその答えの中の一つにも繋がっているんじゃないかと思います。

ピアノについてはあまり具体例は書けなかったんですが、

ちょっと文章がかなり長くなってしまったので

今回の質問返答についてはこの辺で閉めておこうと思います。

みなさんの参考になれば幸いです。

ではでは(^_^)v

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