こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
今回は歌や発声の練習や勉強法に関する話です。
皆さんはどんな方向性を持って歌を勉強しているでしょうか。
昔ブログでも書いたことがありますが、
トレーニングに時間をたくさんかけられる場合には
様々なジャンルの歌や発声、様々な歌い方を勉強するのは非常にオススメです。
そのほうが広く技術も知識も身につくので、
その後の音楽の感性やひらめきに大きく影響を与えます。
これは僕自身が歌や音楽を勉強してきたやり方でもあり、
生徒に推奨している歌の勉強法の一つでもあります。
実際に音楽的な発想力が優れている人の多くは
色々なジャンル、スタイルの音楽に触れてきたり勉強してきた方が多いと思います。
ただここで一つ気を付けなければいけないのは、
勉強する時間をかけられる方にはとてもオススメなんですが
それをする充分な時間がない人がそれをしようとすると
いつまで経ってもどれもちゃんと身に付かない状況に陥る可能性があるという事です。
例えば1つの歌い方を身に付けるのと、
3つ、4つの歌い方を身に付けるのだと単純にその数倍の時間がかかります。
得るものも大きいですが、
身に付ける歌い方の数だけ勉強量が増していくので
そのために必要な年月や労力もその分どんどん増えていくのです。
逆に一つの方向に完全に的を絞っていると、
例えば3つの歌い方を勉強する人の数分の一の期間で
その一つに関して同じクオリティの歌を歌えるようにする事が出来ます。
つまり、的を一つに絞る、方向性を一つに定めると言うのは
自分の歌を早く成長させる事にもつながり、
複数の勉強をしている人を追い抜くチャンスにもなるのです。
クオリティを高めたいけど時間がない方や先を急いでいる方などには
こちらの「的を絞った勉強」というのをオススメしています。
自分は何を学ばなければいけないのか?
今の自分には何が足りていなくて、最低限あと何が必要なのか?
自分はどういう歌を歌っていくのか?
これらはいくらでも追加する事が出来ますが、
もし最低限に定めてみるとどういう答えになるでしょうか。
どこまで内容を少なく絞ることが出来るでしょうか。
的を絞ると言うのも突き詰めるとなかなか奥が深いです。
考え方の一つとして参考にしてみて下さい(^_^)v
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