こんにちは、AKIRAです。
今日は歌や発声からは少し離れた話なんですが、
面白い話なのでみんなにお伝えしたいなと思って記事を書いています。
先日脳波研究の第一人者の志賀一雅博士とお会いした時に
オススメされた本がありました。
「日本人の脳」というものなんですが、
これを今読んでいる最中です。
時間がなくて読み終えるのにもう少しかかりそうなんですが、
これが個人的にすごく面白い内容なんです。
簡単に内容を書くと、
幼少期に日本で過ごした人とそうでない人は脳の仕組みが少し違っていて、
聴いた音の認識の仕方が変わるそうなんです。
これは日本語特有の母音主体の音が影響するからなんですが、
日本で過ごした人は虫の鳴き声や動物の声などの
自然界の音をことばに近いものとして捉えます。
それに対して日本語以外の言葉で過ごした人は
虫や動物の鳴き声などをクーラーの騒音のように
機械的な雑音と同じレベルで音を認識するようです。
だから日本人と日本人以外では音の聴き方が違っていて、
音に関して日本人の方が情緒的だ、という話だそうです。
(別にどちらが優れているというものではなく特徴として、という事です)
僕は今まで日本語というのは
発声面や歌において少し不利な言語として考えていたのですが、
その日本語のおかげで特別な感覚が備わっていると思うと
なんだか嬉しくなりました。
きっと音の認識は心にも影響を与えるでしょうから、
僕らが普段使っている日本語のおかげで
今の日本人の心はあるのかもしれませんよね。
その繊細な感覚を強みとして音楽に何か活かせないでしょうか。
もしかしたら日本の音楽界に活路が見えるかもしれませんね(o^-‘)b
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