こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
「歌の練習にはマイクのボリュームを絞りエコーを切った方がいいのか?」
という質問を受けましたが、
この正解はその歌うスタイルによると言えます。
僕はレッスンでも自分の練習でも
マイクを使ったりリバーブをかけたりするので
自分の声がしっかり聴けているなら問題ないのでは、と思います。
むしろマイクをしっかり使った方が
本番を想定した練習になるし細かい所が聴きやすいんですよね。
声量ありきで考えるケースが多いのであれば
マイクの音量は小さめにして歌うのはありかもしれませんが、
歌に大きな声量が必ずしも必要というわけではありません。
声量がある方が良いというのは
ボイストレーニングや歌ではよくある考え方なのですが、
これも絶対的な正解ではないんですよね。
声量を優先すると強く張りのある声になるので
ロックやクラシックを歌うには向いているのですが、
例えばR&Bやボサノヴァ、ジャズで聴くような柔らかい声を出す上では
声量はなくてもさほど問題ないのです。
スタイルにもよりますが、
それらのジャンルでは声帯を少し開いて声をかすれさせたり、
また呼気を弱くしてある意味弱いような声を使うことが多く
音色の種類や繊細さを求められます。
歌は勝負するフィールドを自分で選ぶことが出来ます。
声量で勝負するのもいいですし、
無理に声量で勝負をする必要もありません。
声を鍛えて磨いていくのを前提として考えても、
人それぞれの適性があったりします。
優れたボイストレーニングを受ければ
その資質はより開花しやすくなるわけですが、開花した上で
「自分が最も得意とする領域で勝負できるかどうか」
が大切なんですよね。
自分はどんなスタイルの歌が得意か。
どんなスタイルなら一番自分が活かせそうか。
そしてそこをどれだけ極められるかどうか。
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