こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
先日ある場所で多くの方にボイトレに関する話をした時に
いくつか質問を頂きました。
その中の一つに、
「声帯結節を作るのは発声が良くないからでしょうか?」
というものがありました。
発声が良くないと声帯結節が出来る確率は高まりますが、
結節が出来る原因はそれだけではありません。
声帯は振動した時に必ず負荷はかかるため、
発声が良くても結節が出来ない保証はないのです。
結節を作りやすくする要因としては
発声時の声帯への負荷が主ですが、
負荷を強める起因としては
睡眠不足、栄養不足、喉頭や全身の筋緊張、
血行不良、長時間の発話や歌唱、高音での発声、大き過ぎる声量、
共鳴空間の狭窄、声帯閉鎖に対して強過ぎる呼気、
発声する場所の乾燥、口腔内や鼻腔内の乾燥、
口腔や鼻腔、喉頭腔内分泌腺からの液体分泌量、精神的なストレス、
など非常に多岐に渡るので、
単純な発声の良し悪しだけで計れるものではないのです。
でもこれらの原因を一つ一つ良くしていこうと改善していけば、
声帯結節を作る確率はかなり0に近づけることが出来ます。
ボイストレーニングは掘り下げていくと
どんどん奥が深くなっていきますが、
そこまで理解していくと本当に安全な発声やトレーニング、
普段からするべきケアの方法などがはっきり見えてきます。
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