こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
少しずつ春に近付いてきましたが、
毎年この時期になると花粉症で辛そうな方が出てきますね。
このせいで歌いにくくなったり
痰が絡んだりする方は多いかと思います。
花粉症はなかなか厄介なもので、
花粉の時期を過ぎるまでずっと歌いにくくなる状態が続きます。
症状にもいくつかタイプがありますが、
歌に大きく影響する部分でいうと、
鼻粘膜が腫れて炎症すれば鼻が詰まり閉鼻声になりやすくなったり
鼻水の分泌量が増えて痰が絡みやすくなります。
声帯が腫れて炎症すれば
風邪をひいたような低い声になったり
声がガラガラしてきたりします。
いずれにしても花粉症の時期が終われば
元に戻るので慌てる必要はありません。
そんな花粉症の状態で歌う時の注意点ですが、
声帯が腫れていて声が出にくいと感じたら
無理に高い声や大声を出し過ぎないことです。
調子が悪いのに無理に声を出し過ぎて
声帯結節やポリープを作るというのがよくあるパターンですが、
特に声が高い女性は負担が大きいので気を付けるといいでしょう。
また、花粉症の薬の中には
唾液の分泌を抑える副作用があるものもあるので、
その場合は小まめな水分補給をしたり
ガムを噛んで唾液の分泌を促進したりなど、
歌う時に口腔内を乾かさないような工夫をするといいですね。
口腔内が乾燥すると声帯表面も乾きやすくなり、
声帯の摩擦が強くなって発声時の炎症も悪化しやすくなります。
ライブやカラオケで歌う時、
またはご自身のボイトレの参考にしてみてください(*^^)v
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