こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
歌の上手さとは歌い方の豊かなバリエーションから生まれやすいものです。
上手ではない歌に「単調」「一本調子」という言葉が使われるように、
バリエーションや動きの変化のない歌は
一般的に飽きられたり退屈になりやすいのです。
逆に曲の展開のさせ方、声の音色などに魅力的な工夫があると
聴き手はそこから感動を受け取ってくれたりもします。
歌い方のバリエーションの作る方法は色々あるのですが、
一つの考え方として
「1曲に何パターンもの歌い方を用意する」
というものがあります。
ある曲を歌うとしたら
「こういう風にしか歌えません」
ではなく、
「こういう風にもああいう風にも歌えます」
という感じでフレージング、声の音色、動きの変化に
いくつかの選択肢を常に持った状態を作るのです。
バリエーションを多く考えるほど
1曲を仕上げる時間はたくさん必要にはなるのですが、
例えばある一つの歌い方しかできなくて歌っている場合と、
8通りの歌い方がイメージできている中で
その内の一つを選んで歌っているという場合では
全く別の次元の物となります。
頭に浮かぶいくつもの選択肢の中から
最も魅力的な歌い方をチョイスをするため、
それだけより魅力が詰まった歌になりやすいのです。
バリエーションのひらめきは
歌ってきた曲の数やどれだけたくさんの歌手から
勉強、研究しているかなどによります。
この作業に慣れてくると
すぐに何通りもの歌い方が思い付くようになってくるでしょう。
日頃から歌い方のバリエーションを考えたり
よりたくさんの歌を分析してみたりするといいですよ。
これは特にオリジナリティが必要な
プロシンガーとして活動していく場合には非常に役に立ちます。
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