僕が今まで見てきたリラックスに関する間違いを書きたいと思います。
これは僕が昔通っていたスクールなどで実際よく見かけていたケースです。
リラックスと言うと、「力が抜けている」、「脱力している」と考えますよね。
それ自体は別に間違っている訳ではないのですが、
それと同時に「テンションの低い声」とか「眠そうな感じの声」
と解釈してしまう人もいます。
でもそう解釈してしまうと、
眠そうな歌を歌いたい人はいいのですが
ダイナミックな歌、元気のある歌は歌えなくなってしまいます。
また、スポーツなどでもそうだと思います。
スポーツもリラックスはとても重視されていますよね。
でももしも完全に全身の力を抜いたら走る事も難しくなると思います。
つまりどういう事かというと、
歌う時などのリラックスの正しい理解の仕方としては、
全ての力を完全に抜いていると言うよりも
「無駄な力を出来る限り抜いている」
「本来不要な力を完全に抜く」
と言う解釈が正しいと思います。
この意識はとても大切です。
リラックスは、言葉で言えば一言なんですが中身は非常に奥が深く
年月をかけて追求していくものの一つだと思います。
もちろん不要な力が多少入っていたとしても歌は歌えてしまうので、
本人が必要とするかどうかと言う所もあるんですけどね。
でも喉の疲労や負担を減らすと言う面でもそうですが、
特にトレーニングをする際に関しても
微妙な力の入れ方や動き方で訓練の効果が変わってくるので
やはりリラックスはとても重要になってくると思います。
何かに集中しているとどうしても力は入りがちになるので
楽な発声や更なるレベルアップを目指す方は
リラックスをいつも注意するように心がけましょう(o^-‘)b
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