今回は少しだけ発声の筋肉のお話に入ります。
この辺は歌や声に限らず言える事なので、
他にも当てはめて応用して考える事が出来ると思います。
人が何かの動作を意識的に行う時には、
簡単に書くとまず脳から指令を出して、
それが神経を伝って
神経から筋肉に命令が伝達されて初めて動きます。
声を出す時、歌う時も同様です。
この順序は常に変わりません。
ここから考えていくと、
自分が何か出来ない事があった時に
どこに原因があるのかの見当がつきます。
まず脳が指令を出さないと体が動かないので、
頭で「こういう音にしたい」「こういう歌にしたい」
という明確なイメージがないと
筋肉や体の状態に何も問題がなかったとしても
どこにも指令が行かないので声や歌には反映されません。
もし頭でこうしたいと言う明確な音声のイメージがあっても、
それがどこの筋肉をどう使えばいいのかが分からなかったり
その筋肉自体の動かし方が分からないと
指令を上手く出す事は出来ません。
また、正しい筋肉に指令を出せたとしても
その筋肉自体が硬かったり
筋力が足りないとやはり上手く動きません。
とまぁこのように何か出来ない事があった時、
ただ出来ない!ではなくて
なぜ出来ないのか色々考える事ができます。
やみくもに何かをするよりも、
自分に何に原因があるのかを探してみると
狙いがつけやすくなるので成果が出やすくなります。
原因はすぐ探れる場合となかなか断定出来ない場合がありますが、
色んな方面から考えてみると予想がつきやすくなってくるので
もし自分の持っている問題の原因が分からない方は
一度少し考えてみるといいと思います。
でも考え過ぎると今度はこんがらがってくるのでご注意を(;^_^A
次回もまたこの話の続きを書きたいと思います。
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