筋肉の続きで、今日は声量について書こうと思います。
声量を増やすにはどうしたらいいかと考えた時に、
一般的にはお腹から声を出すとか、
腹筋を使うとかお腹の方向で考えたり、
体に響かせるとかそういう考え方が多いと思うんですが、
実は厳密に言うとこれは正しい方法ではないのです。
じゃあ腹筋は使わないのかと言うとそうではないのですが、
それよりももっと大事な事があるのです。
これが理解出来てないと
自分で練習する時も思ったような成果が出づらくなります。
特に長期間に渡るトレーニングの中では大きな差が出てきます。
例えば冷静に考えてみましょう。
もし体に響く事が声量を一番作れるのだとしたら、
体の小さい人は全く大きい声が出せない事になります。
子供では物理的に大声が全く出せないはずでしょう。
でもどうでしょう。
赤ん坊は生まれた時から大声で泣きます。
体が小さくても声量のある方はたくさんいます。
そうやって考えると結びつかない事が多くないでしょうか。
「体の響かせ方を知ってるか知らないかの問題だ」
と言う人もいるかもしれません。
しかし意識的に声を響かせたり響かせなかったり、
または響く場所を変えたり出来るとしたら
それはどこで行っているのでしょうか?
本当はそこが一番大事なのです。
これがしっかり理解しているかしていないかで、
声に対する見方はかなり変わります。
体の響きだけで声を見ようとしても
抽象的な声の見方しか出来ない事が多く、
直接的に声に作用を働きかける事が出来ないので
声のコントロールが自由自在にしづらく、
そのせいで問題の解決が難しくなったりします。
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