今回は好き嫌いの話をしたいと思います。
みなさんは何かの歌や歌手の話をする時に、
「○○は歌が上手い」
「○○は歌が下手だ」
こんな話も出てくると思います。
でも僕から見ていると「ん?」と思うような事もよくあり、
偏った価値観の中で話している人も少なくありません。
音楽は芸術の世界ですから、
偏っていてもいいのかもしれませんけど。
芸術の分野と言うのははっきり言って、
「お客の好みに合うかどうか」
これが一番なんだと思います。
歌で成功する=たくさんのお客に好かれる歌を歌う
と言う風に考える事が出来ます。
分かりやすい例として絵画などをたまに出すんですが、
写真そっくりなほどの正確な絵を書く人、
初心者には理解出来ない難解な絵を書く人、
誰にでも親しみやすい絵を書く人、
このように同じ「絵を書く」を取ってもタイプは様々だと思います。
それらの絵に対して
「これはここが優れている」「これはここがダメだ」なんて、
見ている人はあまり考えたりはしないと思います。
どちらかと言うと「これはキレイだね」とか
「これは好きだ」「これは嫌いだ」
と言う見方が普通ですよね。
歌も結局それと同じようなものなんです。
歌の上手さにも色々な上手さがあります。
色々な上手さがあれば、当然色々な価値観が生まれます。
・高い声がどれだけ出るかで評価する人
・低い声がどれだけ出るかで評価する人
・声量がどれだけあるかで評価する人
・音程がどれだけ正確かで評価する人
・言葉の発音がどれだけ正確かで評価する人
・どれだけ感情が歌に入っているかで評価する人
・歌のテクニックをどれだけ使っているかで評価する人
このように大まかに見ても様々な評価の仕方があるのが分かると思います。
でもこれらは単純に一つの見方であり一つの価値観でしかなく、
歌に対する絶対的な評価ではないのです。
つまり、それをとことん気にする人もいれば
どうでもいいと思う人ももちろんいるという事で、
どうでもいい人にとってはそれがどうだろうが関係ないのです。
歌で大事なのは上手い下手よりも好き嫌いであり、
そして人気がある歌、売れている歌は
必ずしも音楽的に優れているものと言うわけではなく、
多くの人に好かれているものなのです。
長くなったので次回に続きます(‘-^*)/
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