前回の続きです。
前回の記事は寝起きに急いで書いたので言葉足らずだった部分もあり
後ほど内容をちょっと補足させてもらったんですが、(;^_^A
「歌にはバリエーションが大事で、バリエーション作りにはモノマネが良いよ」
と言う話をさせて頂きました。
さて、モノマネと言う行為には否定的な考えを持つ人もいると思います。
最近は昔ほどではないんですが、
以前は特にポップスなどでは「歌は個性が大事」とよく言われていました。
現在はそれを言う人も少しずつ減ってきてるみたいなんですが、
オリジナリティを求める人は他人の真似が嫌いだったりします。
でもどうでしょう。
例えばスポーツを見てみると、
プロのものでも友達のものでもいいんですが、
いいなと思う技やスタイルなどがあったら
真似してみたり自分のテクニックに取り入れてみる事はよくあると思います。
スポーツは別にオリジナリティを問うものではないのですが、
例えば美術などでも同じように模倣による勉強はよく行われます。
模倣によって、その人、その作品の技術を勉強するのです。
でも模倣は模倣、ただのコピーでしょ、と言う人はご安心を。
それをそのまま作品にするわけではなく、
それの一部分を使ったり、さらに自分で応用して変化させていく事で
コピーではない、自分のオリジナリティを作っていく事が出来ます。
「プロを目指すとか、オリジナリティなんかどうでもいいよ」という人は
コピーだけで終わらせていいと思うんですが、
「しっかり自分なりの歌のスタイルを作り上げていきたい」と言う人には
コピーの後でオリジナリティ作りの作業をしっかり行う事が大事なのです。
コピーを繰り返していく事で歌い方や声のバリエーションの材料が増えます。
その増えたバリエーションを細かく一つ一つ分類して選んだり変化させる事で、
より多くの選択肢の中から自分のオリジナルスタイルを見つける事が出来るのです。
でも実際にここまでの流れをちゃんと行う人は数少なく、
また、そこまで一緒に取り組んでくれるトレーナーも少ないのが現状です。
だからコピーに対して否定的な考えが生まれてしまうと言うのもあると思います。
でもコピーをするというのは勉強する上で大切な事であり、
間違いなく技術を上達する上ではとても有効なメニューの一つです。
と言う事で、ではやってみましょう!と言いたいのですが
長くなってしまったのでまた次回に続きます(^-^)/
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