こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
昨日たまたまボイトレ生徒さんから
「しゃくりって何ですか?」
という質問を受けたので簡単に書いてみたいと思います。
「しゃくり」というのは
ビブラートなどのような歌のテクニックの一つです。
あるメロディーの音程があった時に
その音よりも少し下の音程からずり上がるような動きをしゃくりといいます。
音程が上がることで滑らかな印象を生んだり
演歌のこぶしのように極端に付けると個性の一つになることもあります。
しゃくりが全くないと子供のような歌、
または滑らかさのない鋭い歌になる印象があります。
しゃくりは歌に滑らかさ、まろやかさを作りますが、
しゃくりの使い方によっては弊害も出てきます。
歌に躍動感がない場合、リズムを感じにくい場合は
このしゃくりが遅いことが原因の一つだったりします。
昔と比べて今の歌手の歌は
しゃくりのスピードがとても速いのですが、
その速いしゃくりがリズミカルな歌を作る要素になっているので
意識して歌を聴いてみるといいでしょう。
ちなみにしゃくりを遅くすると一昔前の歌謡曲や
演歌などのような雰囲気を作ることが出来るので、
しゃくりの速い、遅いは良い悪いという評価ではなく
雰囲気を作るポイントとして捉えるのが良いかと思います。
でも今のポップスシーンに通じる歌を歌うなら
しゃくりは速くこなせるように練習するのがいいですね。
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