こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
人間の脳の深部では
人称を区別することができないという特徴があります。
つまり自分に対して言っているのか、
他人に対して言っているのかという部分を理解しないため、
例えば誰かの悪口や愚痴を言葉に出すと
脳の深部では自分がそれを言われたのと同じ認識となるのです。
自分に自信が無かったり
不満やストレスが強かったりすると
ネガティブな言葉は無意識に口から出やすくなりますが、
マイナスな言葉を口から出せば出すほど
さらに自分に自信がなくなったり苛立ちやすくなったりという
悪循環にはまっていってしまいます。
本当はネガティブな言葉を
口に出さないことが望ましいですが、
それが難しい方もいると思います。
そこで例えば自分を褒めてみたり、
もし自分を褒めることが難しいなら
他人を褒めてみるのはどうでしょう。
他人を褒めることをすると、
脳の深部では自分が褒められたのと同じ認識となり、
気分も良くなりメンタルは安定しやすくなります。
これは椅子に座る時には背筋を伸ばして、とか、
歩く時にはちゃんと前を見て、ということと同じように、
意識すればクセ付けていくことが可能です。
自分の言動というものは
長く習慣になってしまっていると
変えていくことは簡単ではないかもしれません。
でもそれでも「変えていこう」という意志があれば
少しずつ新しいクセ付けを行うことはできます。
僕の生徒さんの一人も
以前はネガティブな考え方が強かったのですが
1日20回以上自分を褒めるように、
さらに他人をたくさん褒めるようにと意識させてみたら
少しずつ内面も変わってきたんですよね。
今では随分メンタルは安定してきています。
自分を口に出して褒めてみましょう。
もし自分を褒めることが難しければ、
初めは周りの誰かの良い所、何かの良い所を
口に出して褒めるようにしてみましょう。
慣れていない方は少しずつでもいいと思います。
どうぞ試してみてください(o^-‘)b
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