こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
歌や音楽演奏をする上での「聴く」という行為は
例えばダンスにおける「鏡を見る」ことと同じで、
自分が今どういう状態になっているのか、
動きが正しいのか間違っているのかを判断するためのものです。
ダンスなどではプロでも鏡を見ながら
自分の体が水平になっているのか、
足の位置、手の位置が適切な場所にあるか、など
細かくチェックしますよね。
こうして自分の体の体感と実際の状態を一致させる
確認作業をいつもしておくことで、
鏡のない場所でも
自分の状態を察知することが出来るようになります。
体感と実際の状態のズレを消していくことが大切なのです。
ボイトレや歌においては
自分が思っている声と実際に出ている声には
大抵誤差が出るものです。
この誤差は声質だけではなく
音程やリズム、細かい強弱のニュアンスなどにも出ます。
録音して聴いてみると
思っている通りの歌になっていなかったり
自分の声を聴き慣れていなければ
「あれ、自分はこんな声なの?」
と感じることもあるでしょう。
この自分が想像している声と実際の声の
誤差を埋めていく作業が出来ると、
音が聴きやすい環境で上手く歌うことはもちろん、
音が聴こえにくい環境でも
それなりに上手く歌うことも出来るようになります。
ですのでボイトレや歌の練習をする時には
レコーダーで録音してみたり、
または自分でいつも注意深く音を聴きながら
声を出してみるといいでしょう。
今日も良い一日をお過ごしください(‘-^*)/
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