こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
よく学校の部活、アルバイトや仕事などで
毎日大きな声を出さなければいけない状況ってありますよね。
先月の音声言語医学会でも発表されていましたが、
声の調子をおかしくしたり
音声疾患を作る主な原因の一つとして
「風邪をひいた時や調子が悪い時に大声を出す」
というものがあります。
これは歌手でも多いです。
風邪をひいたり喉の調子が良くないのに
ライブはキャンセルできないため
どうしても無理をし過ぎて
結果ポリープや結節を作ってしまうケースがあります。
似たようなケースでは、
学校の先生、スポーツインストラクターなど
集団に対して毎日大声で話をしないといけない仕事にも多いですね。
大きな声を出そうとすると
通常の声よりも声帯には強く負担がかかりやすいため、
特に風邪をひいたりして声帯が炎症している状態だと
より炎症を悪化させたり声帯への刺激も強くなります。
もしお仕事である程度大きい声が必要だとしても、
喉に力を入れたり息で押し出そうとするのではなく
リラックスした声の響かせ方、
共鳴効率を高めることができると
声帯の負担は少ないまま声量を稼ぐことができます。
声帯ポリープや声帯結節など、
音声疾患は一度作ると治りにくいものもあります。
ポリープや結節などの隆起性病変ができると
声はかすれたりガサガサしてしまいやすいですが、
声はその人の性格を強くイメージさせるものでもあるため
そう考えるといつも魅力的な音色でありたいですよね。
これから外の空気はどんどん乾燥してくるため、
声帯の保湿のケアも大切になってきます。
声帯には常に湿り気が必要です。
マスクや加湿器などで対策をしっかりしていきましょう(‘-^*)/
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