発声

声帯の状態による振動面積の増減と周期性の変化。

こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。

先日の医学会で発表された演台の一つに
「声帯振動評価」があったのですが、
その内容によると
健常者では声帯は基本周波数(声の高さ)によって
振動体積が負の相関を示し、
声帯結節、声帯萎縮、声帯溝症では
健常者と比べて振動面積は減少数傾向にあるようです。

同じ高さの声を出そうとした時には
振動面積は大きいよりも小さい方が
喉頭原音が小さくなりやすいため
通常では声量は減少することとなります。

声帯結節や声帯萎縮、声帯溝症では
声量低下が指摘されるため当然の結果内容ではありますが、
頭の中ではそうだろうと思っていたものでも
こうやって研究発表としてデータを見るとより説得力がありますよね。

また、おそらく呼気流量によっても
声帯の振動面積や周期性は変化すると考えられます。

こういうデータをたくさん受け取れると
頭の中でボイトレレッスンのひらめきがどんどん生まれてきます。

今日もさらに良いレッスンが出来るよう精を出したいと思います(‘-^*)/

3オクターブは当たり前! 喉に優しい魅惑のハイトーンボイス養成メソッド

¥1,620
Amazon.co.jp

初心者から第一線で活躍する上級者まで
東京中野区のボイストレーニングスクール
IPC VOICE STUDIO
◆都内で対面レッスンの他、全国でオンラインレッスンが受講可能です。
レッスンや各種お問い合わせはこちら
◆当スクールHPです。
IPC VOICE STUDIOオフィシャルHP


メルマガだけの最新情報も。あなたの質問や悩みにも答えます。

↓【ボイストレーナーAKIRA公式メルマガ】の登録はこちらから

必須 メールアドレス


【半角英数字】

音声言語医学をたっぷり学んで帰ってきました。前のページ

胃食道逆流症により誘発される過緊張発声。次のページ

関連記事

  1. 発声

    その170「高い声が出したい」

    このテーマ、何年も前に書いてると思ってたんですが見直してみたらどうやら…

  2. ボイトレ

    イメージや気持ちと歌唱テクニックを繋げて歌を組み立てよう

    こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。今回は、歌唱テクニ…

  3. 発声

    自分の目標や目指す方向によって変わる練習内容。

    こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。どんなジャンルでも歌えるよ…

  4. 発声

    小さい声をしっかり響かせる。

    こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。よく僕はレッスンの中で「小…

  5. 発声

    声を聞き返されなくなりました。

    こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。ボイストレーニングをしてい…

  6. 発声

    ライブMCの苦手を解消する方法はありますか?

    ※メルマガでのQ&Aを掲載しております。【質問】こんに…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. メンタル

    メンタルを安定させて、本番歌う時の緊張対策やボイトレ効率を高めよう。
  2. ボイトレのヒント

    歌が上手くなる!ボイトレや歌における「聴き方」と「考え方」のポイント
  3. 心の処方箋

    止まない雨はない。
  4. 喉に良いこと

    歌手や声優必見!風邪を極力予防し喉の調子を保つポイント。
  5. ボイトレ

    歌の上達とボイトレが効率良くなるためにはコツ、ポイントがある。
PAGE TOP
当HPでは文章の無断転載を禁止しております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。