こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
もし声帯結節を作ってしまった場合
どうやって治していくのでしょうか。
そもそも結節があるかどうかという判断は
自分だけでは難しいため、
基本的に耳鼻咽喉科を受診して
内視鏡などで確認する必要があります。
耳鼻咽喉科を受診した場合は
その専門医の指示に従うことをオススメします。
■安静療法による治療
結節が見つかった場合、
それが大きなものでなければ
安静療法で消失しないかどうかを様子を見ることが多いです。
声を出すのを控えてもらったり、
ステロイドの吸入などで炎症を抑えたり
生活習慣の改善指導などを行ったりします。
ただ、結節はできてから時間が経過していればいるほど
自然消失しにくくなるとのデータが出ています。
自然に消えないと判断した場合や陳旧性の結節は
手術で対応することがあります。
■手術による治療
結節を切除する手術自体は
大抵短時間で終わるもので、
そんなに大がかりなものではありません。
ただし術後は声帯が強く炎症するため
その後は声を全く出さない沈黙療法となります。
声を出す仕事をしている場合は
最悪仕事を休まなければならなくなるため、
結節の切除術の一番のリスクはここにあります。
仕事があるためなかなか決断できなかったり、
そもそも結節を作った原因を放置しておくと
治療しても再発する可能性もあるため
その不安を抱える方もいます。
そのためいずれにしても結局
発声や生活習慣を見直す必要は出てくるんですよね。
ということで結節の治療法について書いてみました。
次回からは結節の防ぎ方について書いていきます(‘-^*)/
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