こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
前回の記事「声帯結節を予防する生活習慣」
の続きを書いていきますね。
■食事と栄養をしっかり摂る
食事で摂取した栄養は
全身の熱の運搬や傷ついた声帯の修復のエネルギーになります。
またビタミンB群やビタミンCには
抗炎症作用などもあるので、
鼻炎や声帯炎、口内炎などの予防のために
サプリメントなどで摂取しておくのもいいでしょう。
声帯結節や声帯炎を予防してくれます。
■風邪をひいた時は無理に声を出さない
風邪をひいている時は
声帯が強く炎症を起こしていることが多いため、
その状態で無理に発声をすると声帯のダメージも強まります。
喉の調子が悪い時に無理をすると
声帯結節やポリープなどに続発してしまうこともあるため
どうしても声を出さなければいけない時には
音声の専門医に診てもらうことをオススメします。
絶対に声を出さなければいけないのでなければ
大声を出したり長時間の発声は控えるようにしましょう。
■首周りはいつも温かくする
声帯は振動体であるため
発声している以上必ず負担はかかるのですが、
そのダメージは血液の運搬する栄養や酸素を使って治癒されます。
首周りの血行が悪いとその運搬が遅くなり修復が遅れるため
声帯炎や声帯結節の可能性を高めます。
首周りは冷やさないように、
寝る時などもネックウォーマーなどで
温めておくといいでしょう。
■睡眠をしっかり取る
睡眠は全身の疲労を取り血行不良を改善してくれます。
逆に睡眠不足は全身の血行を滞らせて筋肉を緊張させます。
筋肉の緊張は発声にも悪影響があり、
また血行不良は声帯のダメージ回復が遅くしてしまうため
睡眠はしっかり取った方がいいでしょう。
■アレルギー対策をする
どんなアレルギーを持っているかによって
対処の仕方も大きく変わってくると思いますが、
例えばハウスダストや花粉のアレルギーにより
鼻炎だけでなく声帯炎が引き起こされることもあります。
声帯結節は声帯炎の状態で
声帯に負荷のかかる発声を繰り返すと
できやすいということもあるため、
そもそも声帯炎を作らないことを考えていくのもいいでしょう。
さて、いかがでしたでしょうか。
一つ一つはとても基本的なことなんですが、
全て行っていくと喉の調子の悪化はかなり防ぐことができます。
風邪をひく感染原因が限られているように、
声帯炎や声帯結節が起こる理由も限られています。
ですので誰も知らない特別な対策が必要ということではなく、
基本的なことをいかにしっかり守るかが重要です。
参考にしてみてください(‘-^*)/
3オクターブは当たり前! 喉に優しい魅惑のハイトーンボイス養成メソッド
¥1,620
Amazon.co.jp
東京中野区のボイストレーニングスクール
IPC VOICE STUDIO◆都内で対面レッスンの他、全国でオンラインレッスンが受講可能です。
レッスンや各種お問い合わせはこちら
◆当スクールHPです。
IPC VOICE STUDIOオフィシャルHP
この記事へのコメントはありません。