音楽の話

昔と今の歌の勉強法の違い

こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
今日は昔と今の歌の勉強法や参考にするものの違いについてです。
時代が変われば、歌の学び方も大きく変わるものですよね。
私が10代だった頃と今では随分流行や考え方も変わったなと思いますが、そこを少し見ていきましょう。

昔は洋楽が歌のお手本だった

インターネットが普及する前、日本の音楽シーンでは洋楽が大きな影響力を持っていました。
昔のシンガーやボイストレーナーは、海外のアーティストの歌い方を参考にしたり、洋楽のメソッドを取り入れたりすることが多かったです。
当時は情報源が限られていたため、洋楽雑誌や輸入された教則本、ライブ映像などから学びを得ていました。
欧米の歌手の力強い発声やグルーヴ感は、多くの日本人シンガーにとって目標でありお手本とされていました。
例えばマライア・キャリーやホイットニー・ヒューストンといった海外で有名なアーティストが現れれば、日本でもそれを参考に似たアーティストやスタイルが生まれてきたりしていました。

今はボイトレレッスンで洋楽を希望する人は少なくなってきている

昔はボイトレレッスンで洋楽を歌いたい方が多かったのですが、最近のボイストレーニングの現場では「洋楽を歌いたい」と希望する生徒さんは減ってきていると感じます。
通う方の年齢にもよりますが、一昔前は「洋楽のような発声で歌いたい」という方が多かったのですが、今は「好きなJ-POPやアニソンをうまく歌いたい」という方が多いです。

これは、日本の音楽が海外とは違う独自の進化を遂げてきたことが大きく影響しているでしょう。
リスナーが求めるものが、より身近で共感できる日本の音楽へとシフトしているのです。

国境を越えて音楽的な差がなくなってきた

現代ではインターネットの普及により、世界中の音楽に簡単にアクセスできるようになりました。
YouTubeやSpotifyといったプラットフォームを使えば、世界中のあらゆるジャンルの音楽を聴くことができます。

これらにより、洋楽と邦楽の間にあった音楽的な壁はかなり低くなりました。
YOASOBIやOfficial髭男dism、Adoのように、昔と比べて日本のアーティストがアメリカや世界で注目されたり活躍する頻度も増えてきていますね。
日本人にもよりチャンスが広がってきていると思います。

独自の進化を遂げる日本の音楽

国や人種による音楽の好みの違いは大きく、例えば現在のアメリカではロックやR&Bよりもヒップホップなどのボーカルスタイルが主流です。
それに対し、日本ではアイドル系やアニソンなどが主流で、音楽的にもJ-POPに代表されるようなより繊細で感情豊かな表現やメロディを大切にする傾向がありますね。
日本の歌には海外とは違う独自の良さがあり進化を遂げていますが、言語の壁はあれどそれが新しく見えたりして海外の注目も増えてきているのでしょう。
日本の音楽はこのままの方向で進んでいって欲しいです。

まとめ

昔は英語圏の曲をお手本にすることが多かった歌の勉強法ですが、今はさらに世界中の音楽から自分に合ったものを自由に選べる時代になりました。
そして今も進化を遂げている日本の歌が持つ良さや表現方法に目を向けることも大切です。

歌の学び方に正解はなく、大切なのはあなたの『好き』を追求することです。
様々な音楽に触れ、自分の声や表現したいことに合わせて自由に歌を学んでいきましょう!


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