こんにちは、ボイストレーナーのAKIRAです。
喉の調子が悪いと感じた時は、ボイトレや歌好きな人にとって大きな不安の種になりますよね。
そんな時は喉を回復させるための正しい対処法を実践しましょう。
ここでは喉の不調を感じた時にするべきことについて簡単に解説していきます。
調子が悪くなった原因がないかを考える
喉の不調は、日々の生活習慣や直前の行動が原因となっていることがほとんどです。
何のきっかけのない不調というのはなかなかないということですね。
例えば、最近風邪をひいたりしてないでしょうか。
花粉などのアレルギーを持っているでしょうか。
前日に無理な大声を出したり、長時間歌いすぎたりボイトレをやり過ぎた、などはありませんでしたか。
また冷たい飲み物を飲みすぎたり、塩分の濃いものを食べ過ぎたり、前日にお酒を飲んだ、空気が乾燥した場所に長時間いたりする・・・これらも原因となり得ます。
これらの原因に心当たりがあれば、まずはその行動を改善してみることが第一歩となります。
原因を特定することで今後の予防にもつながりますね。
声を無理に出さない
喉の調子が悪い時に最もやってはいけないことは「無理に声を出すこと」です。
無理に声を出すことで声の不調を悪化させる可能性があります。
声を出さないようにすることは、喉の炎症などがあった場合はその悪化を防ぎ、早期回復を促してくれます。
仕事などでどうしても話さなければならない場合は、無理のない声で話すように心がけましょう。
小まめな水分補給
喉の粘膜を潤すことは、喉の負担を減らしたり不調を改善するために不可欠です。
こまめに常温の水や白湯を飲むようにしましょう。
声帯は湿らせておくことで振動の摩擦を少なくしてくれるので、最も簡単にできる喉のケア方法の一つです。
改善するかどうか少し様子を見てみる
上記の方法を試してもすぐに喉の不調が改善しないこともあります。
焦らずに数日から1週間ほど様子を見てみましょう。
その間もできるだけ喉を使わずに歌の練習はお休みみましょう。
多くの場合は、適切なケアで徐々に回復していきます。
専門のクリニックを受診してみる
例えば1週間以上経っても喉の不調が続く、または悪化している場合は、耳鼻咽喉科など専門のクリニックを受診することをお勧めします。
声帯の状態は内視鏡で見ないと分からないため、自己判断で考えるよりも、専門医に診てもらい、適切な診断と治療を受けることが望ましいです。
特に声帯結節やポリープなど、専門的な治療が必要な病気である可能性も考慮に入れましょう。
まとめ
喉の不調は誰にでも起こりうることです。
しかし正しい知識を持って冷静に対処すれば、早期に回復させることができます。
無理をせず喉を労わることを最優先に考えてください。
皆さんのボイトレライフがより豊かになるように応援しています。
3オクターブは当たり前! 喉に優しい魅惑のハイトーンボイス養成メソッド
¥1,620
Amazon.co.jp
初心者から第一線で活躍する上級者まで
東京中野区のボイストレーニングスクール
IPC VOICE STUDIO
◆都内で対面レッスンの他、全国からオンラインレッスンが受講可能です。
レッスンや各種お問い合わせはこちら
IPC VOICE STUDIOオフィシャルHP






















