こんにちは、ボイストレーナーのAKIRAです。
ボイトレをする理由は皆さん人それぞれです。
誰かに歌を聴かせることが目的の方もいれば、単純な自己満足のためにやる方もいます。
これはどれかに絶対的な正解があるものではなく、人それぞれの正解があるものですので、自分の求めるものに向かって各自進んでいけばいいのだと思います。
今回の記事の中では、私が今まで見た中でどんなことに皆さんこだわるかを少し紹介します。
「高い声を出したい」はいつも一番人気
ボイトレの目的として、最も多いのが「高い声を出せるようになりたい」という要望です。
好きな曲を原曲キーで歌いたい、もっと楽に高音を出したいといった希望は、多くの方が持っています。
特に現代のポップスは高い曲が多いので、それらを何としても歌えるようになりたいようです。
私も元々ボイトレを始めたのは変声期で高い声が出なくなり、何が何でも高い声を出せるようにならなければという想いからでした。
高音は歌の表現力を大きく広げる要素なので、これがあるかないかで歌で出来ることも変わってきます。
高い声を追求することは良い目標ですね。
音痴を直したいニーズも多い
自分の声が音程から外れてしまうのが悩みで、ボイトレを始める方もたくさんいらっしゃいます。
カラオケで上手に歌えない、自信を持って人前で歌いたいといった思いを抱えているんです。
学生のうちはカラオケを避けることが出来ても、仕事場によっては付き合いでどうしても行かなければならないこともあります。
そこで歌を克服したいという方も来られたりします。
音痴で悩んでいる所から歌が上手くなると、その気持ちがプラスに傾くのか逆に歌がすごい好きになってハマってしまう方が多いのも特徴です。
声量や声の響きにこだわる人もいる
音程や高音だけでなく、もっと「いい声」で歌いたいというこだわりを持つ人もいます。
声量がなくて迫力が出ない、声がこもって響かないといった悩みを解決したい方ですね。
生徒さんの中にはセミナーで話す方、営業で声を使う方などもいて、歌声が良くなることで相乗効果として話し声も良くなり、仕事の成績が上がるというケースもあります。
趣味のボイトレが仕事にもプラスになるので一石二鳥ですね。
歌で人を感動させたい
ボイトレでは「歌で誰かを感動させたい」と考える方も少なくありません。
歌を人に聴かせるのも様々な理由があり、例えば結婚式で歌をプレゼントしたり、アーティスト活動をしていたり、また趣味で歌っている方がライブで披露したり、といった感じです。
自分の歌で感動してくれたり涙を流してくれるのはとても嬉しいものです。
まとめ
ボイトレの目的は人それぞれまったく違います。
どんなこだわりを持つことも自由であり、それは素晴らしいことです。
皆さんも自分だけの「歌のこだわり」をボイトレで形にしていきましょう。
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