ビブラート

その47「ビブラートの訓練ってありますか?」

質問

私はビブラートがかけられないんですがビブラートが出来るようになるための訓練ってあるんですか?

回答

はい、ありますよ。

指導する先生によっては

「意図的なビブラートはビブラートではない」

「ビブラートは練習するんじゃなくて自然にかかるようになるのを待て」

とおっしゃる方もいるんですが、

それでは一向にビブラートがかからずに

出来るまでに膨大な時間がかかってしまう人もいます。

一生ビブラートがかからない人も出てくると思います。

10代の若者ならまだ耐えられるかもしれませんが

いつ出来るか分からないものを何年も期待しながら待つ・・・というのは

ちょっと辛いものがありますよね。

それにビブラートを使いこなすという事は、

「揺れの幅」、「揺れの速さ」などを自由に扱い、

場所や歌うジャンルや曲の箇所によって

ノンビブラートにしたり様々に選択出来る事だと思います。

そのためにはやはり意識的に使いこなせないといけないので、

無意識にかかるだけのビブラートでは絶対出来ません。

また、無意識のビブラートだと、

緊張したり何かの理由で歌う時にすぐかかりにくくなったり

震えたような揺れになってしまう事もあります。

そんな時、ビブラートを意識的にかける訓練をしていると

きれいな揺れにすぐ戻す事が出来ます。

ですので、色々な面で考えていくと、

意識的に出来るようにしてしまった方がメリットは多いのです。

まぁでもだからと言って必ずしも

意識的にかけなければいけないものでもないので、

無意識で問題なく出来てしまう人は別にそのままでいいと思います。

さてビブラートの訓練は色々あると思うんですが、

簡単に書くと、とりあえず意識的に声を揺らす事から始めます。

ジャンルにもよって好まれるビブラートは違いますが、

ポップスなどの一般的なビブラートは半音~全音程度の幅で揺れているので、

そのぐらいの幅で音をスライドさせながら行ったり来たりしましょう。

音が揺れている時人間は「高い方の音を音程として聴く習性」があるので

例えばファの音にビブラートをかけるのを想定する時は

ファ→ミ→ファ→ミ~のように揺らしましょう。

そしてもう一つ。音を揺らしている時は「その元の音」を強調しましょう。

例えばファのビブラートをかける時はファの音を強調し、

音を揺らしてファより低くなっている時は少し弱めにします。

揺らすときの注意点としては、


・揺れを毎回出来るだけ同じ音程にすること


・毎回出来るだけ同じリズムにすること


・音程を揺らす時にアゴがなるべく動かないようにすること


・客観的に聴いて不自然な形になっていないこと


文字でどこまで伝わったか分かりませんが、

これが出来ればとりあえず綺麗なビブラートになるはずです。

はじめは力が入ってしまうかもしれませんが慣れていくようにしましょう。

そしてこれをひたすら歌の中で繰り返したりして、

最終的に「ほぼ」無意識で曲中でビブラートがかかるようにしていくのです。

また、喉の中に「音程をコントロールする筋肉」というのがあるんですが

ビブラートをいつも使う事で

その筋肉の運動能力をさらに高めたり

その筋肉を柔らかくしてくれる効果もあります。

是非身に付けましょう(o^-‘)b

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