クラシックなど一部のジャンルでは必ずしも当てはまらないのですが、
(厳密に言うと当てはまるんですけど)
今回も好みが大事、と言うのを書いて見たいと思います。
ポップスなどで良くある考え方として、
「日本人の歌は遅れている」という見方があります。
日本人の歌はレベルが低いと一部では言われたりします。
僕が昔通っていたボイトレの先生も常に連呼していました(苦笑)
確かにそう思う部分もあります。
実際海外の歌手は発声もテクニックも非常に優れている方が多いです。
ただ音楽をビジネス(職業)として考えていく時、
つまりプロでやっていこうと考えていく時に頭になければいけない事は
「歌が上手ければ売れるわけではない」
「歌が上手ければ儲かるわけではない」と言う事です。
もし例えば上手い歌が売れる、と言う理屈があるとしたら、
日本人より上手い外人の方がたくさんいる訳ですから
日本では洋楽の方が流行っているはずだと思います。
そして外人をどんどん呼んで日本でデビューさせると思います。
でもそうはなりませんよね。
国内でも歌が本当に上手い歌手はライブハウスにもたくさんいます。
TVに出ている歌手よりも上手い人もたくさんいます。
でも僕や他の人から見て本当に上手いと思える歌を歌っていても、
そういう人達の多くも歌で食べていげずに四苦八苦しているのが現状です。
要するに、単純な上手さ云々よりも、
多くの人が求めている所は別にあるのだと思います。
レコード会社や音楽事務所などもそれを知っているので、
そう言う事を踏まえて人材を探しています。
TVに出ている歌手がみんながみんな極上の歌を歌うわけではないのも
そういう理由があるからなのです。
もちろん人は聞くに堪えない歌を支持するわけもないので
人に不快を与えないぐらいには歌えないといけないんですけどね。
それは通常「普通の人よりは上手いレベル」を指します。
次回に続きます(‘-^*)/
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