こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
「歌のクセを直したい!」
という方もいれば、その一方で
「もっと歌に個性が欲しい!」
という方もいます。
このクセと個性というものは
通常では別の意味として考えられていますが、
歌に関してはかなり近いもので紙一重だなと思います。
一般的な歌と比べて何か違った特徴があったとして、
悪いと考えられているものをクセ、
良いと考えられているものを個性と呼びます。
ではこの「良し悪し」はどこで判断されるかというと、
正確な基準や評価方法があるわけではなく
基本的にはその発言者の好みによって変わってきます。
音楽業界でも、
昔よりクセの強い歌手が少なくなり歌唱力が上がった一方で、
逆に個性的な歌い方をする歌手が少なくなった、
なんて声も聞こえてきますよね。
僕はボイトレ指導の中で
個性的な部分を出来るだけ残しつつ
歌唱力を上げていくことをモットーとしていますが、
ある一つの方向に進めていって何かを得ると
その対極にあるものは失われていくため、
ある意味トレードオフという見方が出来るのかなと感じます。
これから先の未来は
また以前のように個性的な歌い方が流行するのか、
それとも今以上に歌声の個性は求められなくなるのか、
世の中がどちらに動いていくかは分かりませんが
自分の歌にクセがあろうがなかろうが、
自分がどうなりたいのかというビジョンを持つことが大切だと思います。
歌唱力を付けていきたいならそちらの方向に進めばいいし、
個性を優先したいならそれを突き詰めればいいし、
歌の全体像が深く見えているなら
個性を上手く活かしながら歌唱力を高め続ける、なんてことも出来ます。
ただ生計を立てようとするなら
やはりあるレベル以上の歌唱力は必要となります。
そういう意味ではやっぱり勉強や訓練はした方がいいですよね。
参考にしてみてください(‘-^*)/
3オクターブは当たり前! 喉に優しい魅惑のハイトーンボイス養成メソッド
¥1,620
Amazon.co.jp
東京中野区のボイストレーニングスクール
IPC VOICE STUDIO◆都内で対面レッスンの他、全国でオンラインレッスンが受講可能です。
レッスンや各種お問い合わせはこちら
◆当スクールHPです。
IPC VOICE STUDIOオフィシャルHP
この記事へのコメントはありません。