感情表現ってどういうものですか?
回答:
簡単に書くと、相手に感情を伝える表現、
または、感情が強く出た時にその人が起こす動作です。
これも感じ取る人間によって解釈が変わってくるので
一概にこうです、とは言えない部分もあります。
例えば、前の記事の続きで「怒った声」に関してですが、
怒った時に高い声で怒鳴る人もいれば
低い声で静かに言い放つ人もいるように、
強い声になる人もいれば比較的落ち着いた声の人もいます。
早口になる人もいればゆっくりになる人もいます。
さらに極端な怒りの表現だと、支離滅裂な言葉になったり
気が狂ったように叫ぶ人もいますよね。
これらは全て表現であり、これも全部人それぞれです。
ただ、人によってどういう声を「怒った状態」と考えるかも違うので
本人が表現しているつもりでも
それが相手の常識外の表現内容だと
伝わらなかったり受け入れてもらい辛かったりします。
一般的には人が日常で行う感情表現と近いものであればあるほど
周りの人に受け入れられやすい感情表現になります。
ちなみに多くの人に共感して欲しいと考える場合は、
歌手だけに関わらず、声優や役者など表現者は
多くの人に受け入れられやすい表現、
つまり分かりやすい表現を使っていく事が多いです。
「分かりやすい」=「行うのが簡単」とは違いますよ。
共感してくれやすい表現であると言う事と、
そして、表現の内容を大きく作ると言う事です。
でもわざとらし過ぎると今度は聴き手は違和感を感じてしまうので、
その辺の上手い調整が必要です。
上に挙げたように、感情表現は歌だけのものではありません。
音声表現に関して言えば歌も喋りも似たような所があります。
なので、どういう表現があるのか、その音色はどういうものなのか
などの勉強は歌以外からも出来るのです。
次回は実際の歌での表現の種類などを書いてみたいと思います(^_^)v
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