前回書いた歌が楽しめない主な原因
1、自分の歌や発声に満足出来ない
2、歌う事で辛い思いをしてしまっている
3、自分で楽しまないようにしている
今回はこの1について書こうと思います。
主に原因の元になるのは
高い声が出ない、
大きな声が出せない、
歌のテクニック不足、などが多いでしょうか。
また、ライブハウスやコンサートなど
どこかで人前で歌ったりしてる場合、
自分の歌が周りに認められなくて
そういう悩みを抱える場合もあります。
この場合は2と結びつく事も多いです。
後は少し特殊なパターンですが
病的な発声の障害からの場合や、
心因性(メンタル面の問題)からくる
発声の障害が原因の元になる場合もあります。
僕も昔は1の状態が何年も続いていました。
原因は高い声が全然出ない事、自分の声質が嫌いな事です。
人に自分の歌を聴かせるのが嫌で
人とカラオケに行くのも拒絶してる時期もありました。
とまぁ少し個人的な話になってしまいましたが、
僕の場合は当初の問題は時間をかけて
ボイトレでほとんど解決してきました。
人それぞれ様々な理由があると思いますが
この場合の解決法は主に二つ。
自分の歌や発声を変えるか。
もしくは自分の内面を変えるかです。
病的疾患などを持っている場合などはまた別になるんですが、
声、歌を変えたい場合には
どう変えたいのかにもよりますが、
ボイトレや歌の勉強などが解決法になってくると思います。
オススメなのはやはり良い先生に直接教わる事です。
これが一番な気がします。
独学で勉強して何とかなる人もいますので
それならそれでいいと思いますが、
逆に独学でやってるせいで
いつまでも悩んでいる人も何人も知っています。
また、良くない先生に付くと逆効果になる事もあり得るので
良い先生を知らない場合は
先生探しに手間がかかってしまうかもしれませんが。
そして先生に教われば必ずそれが解決するのかと言うと
問題の内容と生徒の状態、先生の力量によって
そうならない場合もあるんですが、
それでも一番可能性は高いのかな、と思います。
2つ目の解決法ですが、
思い付く限りの努力をしてもどうにもならない場合、
その問題を目立たなくしたり
その問題を持っている自分を認めていく事で
悩みを解決の方向に持っていく事も出来ます。
こちらは根本的な解決とは言えないかもしれませんが。
僕は嘘が嫌いなのではっきり書きますが、
生徒の理想を叶えるためにレッスンをしていますが
内容によってはいつも100%上手くいく訳ではありません。
もしかしたら僕が知らないだけで
何でも生徒の理想を叶える先生がいらっしゃるのかもしれませんが
僕は残念ながら今日現在まで存じません。
生徒側の希望がどういったものなのか、
生徒の喉の構造や機能がどうなっているのか、
生徒側がどのくらい努力をしてくれるのか、
生徒が細かい声帯の筋肉をどのくらい操れるかなどにもよりますが、
簡単に上手くいくケースもあれば上手くいかないケースもあります。
(僕の力不足の場合もあります)
しかしそういう場合別の代々案を用意したり、
他の所でカヴァーして補って欠点を目立たなくしたりして
自分の納得出来る形を作っていくのも一つの方法です。
これはメジャーの歌手なども行っている方法ですが、
彼らの多くも全ての事が上手く出来るわけではありません。
彼らにも必ず得意分野と不得意分野があるんですが、
不得意な部分は出来るだけ出さないようにして
上手く見せる技術を磨いて
一つの作品、芸術品として作り上げています。
問題に固執する事で求めたものが得られる場合もありますが、
努力し続けても一向に出来ない場合焦りや不安が出てきます。
どこまで努力してみるのか、
どこで考え方を変えるかの判断は人それぞれですが
そういう方法もあるんだと言う事で書いておきます。
いつでも歌に前向きに取り組んでいけるように、
これらは頭の片隅に入れておくといいと思います。
次回は2について書いていこうと思います(^-^)/
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