こんにちは、ボイストレーナーのAKIRAです。「歌が上手い人はどんな歌でも完璧に歌える」のでしょうか? 実はそうではありません。歌が上手い人にも得意ジャンルや苦手ジャンルがあります。今回はその辺りを書いていきたいと思います。
歌が上手い人にも得意分野がある
歌が上手い人にはそれぞれ得意なジャンルがあります。たとえばパワフルなロックが得意な人もいれば、繊細なバラードが得意な人もいます。またR&Bのようなリズム感が重要なジャンルが得意な人もいれば、演歌のようなこぶしを効かせる歌が得意な人もいるでしょう。
今まで何を聴いて何を歌ってきたかが得意分野に影響する
これは歌手が持っている声質や声帯の特性もありますが、特に今まで聴いてきたり歌ってきた音楽が大きく関係しています。ある特定の音楽を長く聴いているほどそのジャンルの歌い方や声の使い方を感覚的に理解して慣れているので、同じ系統の歌はやはり上手く歌いやすいのです。逆にあまり自分が聴いてきていないジャンルや音楽はすぐに上手く歌うのは難しいでしょう。
歌うのに必要な能力はジャンルやスタイルごとに変わる
歌が上手いからと言って何でも完璧に歌えるわけではない理由の一つは、あるスタイルの歌い方をするのに必要な能力と、別のスタイルの歌い方をするのに必要な能力が違うことです。ジャンルによって必須となる音域、声量、声の太さも違えば、強弱や言葉の言い方、その他細かいテクニックなども細かく変わります。こういった面からも、一つのスタイルの歌い方が出来る能力があるからといってその他のスタイルの歌も全て上手く歌えるということにはならないのです。
歌が上手い人も何でも完璧に歌えるわけではない
能力面以外でももう一つあります。分かりやすい例を出すなら、クラシックのオペラ歌手がJ-POPの曲を歌うとします。オペラを歌う発声法はJ-POPとは全く異なるため、そのまま歌うと違和感があるでしょう。 また演歌歌手がラップを歌う場合も同じです。リズムの取り方や言葉の言い方が異なるため練習が必要ですよね。
このように、歌が上手い人でも違うジャンルを歌うときは大抵そのジャンルの歌い方を研究し練習を重ねる必要があります。「歌が上手い」ということは、どんな歌でも完璧に歌えることではなくどちらかというと「自分が歌い慣れているものは、特性を理解して作り上げる能力が高い」ということなのです。
不得意な歌もある程度は上手く歌える
では歌が上手い人は不得意な歌を全く歌えないのかというと、そんなことはありません。歌が上手い人は歌の基礎がしっかりしているので、不得意な歌でもある程度のレベルで歌うことができます。 例えば音程を正確に取ること、リズム感を維持すること、強弱を上手に付けることなど、歌の基本的なスキルが高いからです。 また自分の声の特性を理解しているので、不得意なジャンルでも自分の声に合った歌い方を見つけ出すことができます。
これはスポーツに例えると分かりやすいでしょう。野球のプロ選手はサッカーを専門にしている人には敵いませんが、ボールを蹴るのが全くできないわけではありません。ある程度のレベルで蹴ることはできますよね。それと同じです。
まとめ
歌が上手い人にも得意・不得意なジャンルはあります。それは彼らが持っている声の特徴や、これまで培ってきた歌い方が関係しています。しかし、歌が上手い人は基礎能力が高いので、どんなジャンルにも対応しやすいのです。あなたも好きな曲があるならそれを沢山聴いたり歌ったりしながら自分だけの歌い方を見つけて、歌をより楽しんでいきましょう!
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