こんにちは。ボイストレーナーAKIRAです。
「声が枯れた」「喉がイガイガする」
こうした喉の不調は歌を歌う方だけでなく、日常的にお仕事をされる方にとっても本当に大きなストレスですよね。
私も普段レッスンで多くの生徒さんの喉の悩みを聞いています。
今回は喉の不調で一番名前を聞く「声帯炎」について少し書いていこうと思います。
喉の不調で一番よくあるのは声帯の炎症
喉の不調で私たちボイストレーナーが最も対峙するのは声帯の炎症です。
声帯とは喉の中にある2枚の小さなヒダで、これが振動することで声が生まれます。
非常にデリケートな粘膜組織でできています。
この声帯が何かしらの原因により赤く腫れ、熱を持つ状態が「声帯炎」です。
声帯炎の代表的な症状には声がれ(嗄声)、声が低くなる、そして喉の違和感や痛みなどがあります。
声帯炎は声帯が腫れて重くなる
声帯炎になるとなぜ声が変わってしまうのでしょうか?
炎症によって声帯の粘膜に水分が溜まり、声帯は腫れて本来の軽くてしなやかな状態から重くなります。
重くなった声帯は空気の力に対して抵抗が強くなり、以前と同じ速さでスムーズに振動することができなくなります。
その結果、音程を高く保てなくなったり、声がかすれたり、出したい声量が出せなくなったりするのです。
同じ炎症でも原因は様々
さて、この声帯の炎症を引き起こす原因は、大きく分けて主に4つあります。
| 原因 | 具体的な状況 |
| 1. 感染性(風邪など) | ウイルスの感染。発熱、咳、鼻水など、体全体の不調も伴う。 |
| 2. 物理的刺激(声の酷使) | 長時間の大声、間違った発声によるもの。声帯が直接ダメージを受ける。 |
| 3. アレルギー性 | 花粉やハウスダストなどアレルギー反応。 |
| 4.化学的刺激・乾燥 | 喫煙、飲酒、汚染された空気、極度の乾燥など。 |
原因によって治し方や対処法も変わってくる
これらの炎症のタイプによってその治し方や注意点なども変わってきます。
例えば風邪などのウイルスが原因であれば安静にしながら体の回復を考えるべきですし、声の酷使であれば治るまで極力発声を控えるべきです。
アレルギー性であればアレルギー物質の排除やアレルギーの治療に目を向けていくといいですし、乾燥であれば保湿が有効となります。
声帯炎といってもタイプや原因が様々にあり、それぞれ一番有効な方法は違うのです。
確実に、早く治したいのであれば自分の声帯炎の原因についても観察していくといいでしょう。
まとめ
あなたの喉の不調は単なる風邪でしょうか。
それともあ声帯を酷使しているサインでしょうか。
炎症しているかどうかだけでなく、その原因を正しく見極めることが確実な回復への最短ルートです。
「声の炎症=安静」と一律に考えるのではなく、延焼するタイプの違いを理解して適切なケアを実践してみてください。
原因が特定できない場合や症状が長引く場合は、耳鼻咽喉科を受診するのもいいでしょう。
特に声を使う職業の方は声帯の専門医の診断を受けると安心ですね。
参考にしてみてください。
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