最近更新が少し遅れ気味でスミマセン。。
今仕事がとにかく忙しくて(汗)
今後も今まで通りのペースでの更新を目指していますので
どうぞよろしくお願いしますo(^▽^)o
さて、前回「声量を作るのは何か」と言う話をしたんですが、
その続きを書きたいと思います。
声が出る簡単な仕組みはコラムの「その8 」で書いたんですが、
この中の「声帯を閉じる」というのが
声を出すのにとても重要だと書きました。
これは声量を作る上でも同じことが言えます。
声は響きを作る事も大切なのですが、
それ以前に声帯をどれだけ振動させることが出来るか、
閉めることが出来るかがさらに重要になります。
ここでちゃんと音が鳴ることによって
その出音はしっかり響くことが出来ます。
逆に声帯がしっかり鳴っていない中でいくら音量を出そうとしても
元の音が小さいわけですから理屈的に難しいのです。
では、声帯はどうしたらよく振動してくれるのかですが、
まず一つ、声帯は閉まらないと振動しません。
空いていると息が漏れてしまうのです。
なのでトレーニングでこの閉める力を強くする、
もしくは閉める筋肉がきちんと働くようにしていきます。
ただ気をつけなければいけない事として、
じゃあとにかく閉めればいいのかと言うとそうでもなく、
本来閉めるのに使うべき部分以外を使って
力を入れてつぶすようにぎゅっと閉め過ぎると
声帯が収縮して逆に振動する部分が失われています。
こうすると「閉まっているけど振動しづらい状態」になります。
俗に言う喉詰め発声もこの状態だと思われます。
この状態は声帯が痛みやすい状態である可能性があるので、
注意しなければいけません。
なので、声帯の振動部分をなくさずによく振動させるために
しっかり声帯に張りを作りながら強く閉める必要があります。
この張りを作るのは
以前に書いた喉を開ける動作が手伝ってくれます。
喉を開ける動作自体は
口の中に声の響くスペースを作って豊かな響きを作ったり、
形を変えて響く位置を変えることで声質を変えたりしますが
口の奥を上下に伸展させる事で
声帯に若干の張りを作る効果もあります。
(張りに関しては特に上の伸展が大事になります)
張りが出来ると声帯が振動しやすくなるので
喉も痛みにくく、声も出しやすくなります。
これと声帯を閉める動作を合わせる事で
負担の少ない大きい声が出せるようになるのです。
声帯を振動しやすくする他の方法はまた次回書きたいと思います。
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