これは時間がない方には実践には難しいものですが、
音感などを良くするもう一つの方法として
「何か楽器を練習してみる」と言うのがあります。
歌と言うのは声が出る人なら基本的に誰でも歌えます。
敷居も低く、身近なものである事は良い事なのですが、
そのために基本的な事がおろそかになってしまう事も多いのです。
例えば楽器を演奏している人は多くの場合楽譜を読めないと演奏出来ないために、
「自分が今何の音を出しているのか」
「次に自分が何の音を出すのか」を楽譜の中で把握しないといけません。
また、多くの楽器はチューナー(音程の測定器)などで
自分の音程が外れていたりおかしいのを目で確認する事が出来ます。
楽器は指使いでも音程は確認出来ますよね。
このように楽器の場合は自分の音の高さを確認しやすいのですが、
歌の場合だと「自分がどのくらいの高さの何の音を出しているのか」
と言うのが分からない人が多く、
例えば「音程が外れているのかどうか」
「外れてるとしたら自分が低過ぎるのか高過ぎるのか」
「元の音の高さはどこなのか」と言うのが分かりづらいのです。
特に歌は言葉なども入るので他の楽器よりも聴く要素が増え、
余計に音程が聴き辛くなります。
別に楽譜が読めなければいけないという事もないと思います。
音程に関して言えば、音の高低などに対する「カン」が第一ですから。
でも楽譜を少しでも読めた方が音に対する理解度は増えます。
歌の場合は楽譜を読まなくても雰囲気で歌えるので
クラシックなどを除くと敢えて楽譜を読む人は少ないのですが、
楽器をやる事でどうしても楽譜や音楽理論に触れなければならず、
また、楽器を演奏する事で音に対するカンもより鋭くなっていきます。
このようにたくさんメリットがあるために僕はオススメしています。
それに、今のプロの歌手の人は楽器が出来る人も結構多いんですよ。
作曲をする際にも楽器が出来ると便利だったりしますからね。
と言う事で、プロ志望の人とかも是非検討してみるといいと思います(o^-‘)b
3オクターブは当たり前! 喉に優しい魅惑のハイトーンボイス養成メソッド
¥1,620
Amazon.co.jp
東京中野区のボイストレーニングスクール
IPC VOICE STUDIO◆都内で対面レッスンの他、全国でオンラインレッスンが受講可能です。
レッスンや各種お問い合わせはこちら
◆当スクールHPです。
IPC VOICE STUDIOオフィシャルHP
この記事へのコメントはありません。