こんにちは、ボイストレーナーのAKIRAです。私はボイトレを指導する際の大きな枠組みの一つに「喉の筋肉を柔らかくして動きやすくする」というものがあるのですが、今回の記事では喉頭の筋肉を柔らかくするメリットについてお伝えします。喉頭とは声を出すための重要な器官である声帯を包んでいる軟骨や筋肉の集まりです。ボイストレーニングでは声帯そのものも鍛えますが、声帯やその周りにある筋肉を柔軟にすることがより良い声を手に入れるための鍵になります。
声帯の振動効率が良くなる
喉頭の筋肉が硬いと声帯は自由に振動できません。これはギターの弦を無理やり押さえつけたまま弾くような状態です。筋肉を柔らかくすることで、声帯は無理な力に邪魔されることなくスムーズに振動できるようになります。その結果、少ない息の量でもクリアで響きのある声が出せるようになり、声量が増えたり歌唱や発声が楽になります。
声帯が閉鎖しやすくなる
声帯は息を吐くときにぴったりと閉じたり開いたりして、音を作ります。喉頭の筋肉が硬くなると、声帯をコントロールする筋肉も硬くなりこの「閉じる」動作が不十分になりがちです。筋肉を柔らかくすることで声帯をしっかりと閉じられるようになり、息漏れのない、力強い声を出しやすくなります。
喉を傷めにくくなる
喉頭の筋肉が硬いと高い声を出そうとしたり、大きな声を出そうとしたりする際に、声帯に余計な力がかかってしまいます。この状態で無理に発声し続けると、声帯に負担がかかり声枯れや痛みの原因となります。喉頭を柔らかくすることで、力まずに発声できるようになり喉を傷めるリスクを減らすことができます。
声帯の疲労回復が早くなる
歌を歌ったり長時間話したりすると声帯は疲労します。喉頭の筋肉が柔らかいと発声時の無駄な力みがなくなるため、声帯への負担が軽減されます。また、筋肉の血行も良くなるため疲労物質が溜まりにくくなり、声帯の筋肉の回復も早まります。また声帯表面の摩擦による負荷も血液の運ぶ栄養によって声帯のダメージも早く回復します。
一つ一つの筋肉が動きやすくなりボイトレの効果も出やすくなる
喉頭の筋肉は、様々な発声のニュアンスを作り出すためにそれぞれが連動して働いています。しかし筋肉が硬いと、特定の筋肉だけがうまく動かず練習の効果が出にくい場合があります。喉頭の筋肉を柔らかくすることで一つ一つの筋肉が独立して動きやすくなり、発声練習や歌唱のテクニックが格段に習得しやすくなります。
まとめ
喉頭の筋肉を柔らかくすることはただ声が出しやすくなるだけでなく、声の質を根本から向上させ喉の健康を守ることにも繋がります。日々のボイストレーニングに柔軟体操やストレッチを取り入れて理想的な声を目指しましょう。
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