こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
喉の強い人と弱い人っていますよね?
という質問をボイトレ生徒さんから受けたんですが、
それについての話を少し書こうと思います。
喉の強い、弱いというのは確実にあります。
例えば体が丈夫な人もいれば虚弱な人もいますよね。
あんな感じで考えると分かるのですが、
その人の体質で声帯に炎症反応が起こりやすい人もいれば
あまり起こりにくいという人もいます。
また、声帯の周囲には知覚があります。
僕らは声を出していて喉が痛くなる時は
その周囲が痛みを感じているわけですが、
その感度にも個体差があります。
歯医者で例えると分かりやすいのですが、
麻酔をしないと絶対に嫌だという人もいれば、
麻酔をしなくても虫歯の治療が出来てしまう方もいますよね。
これは根性があるかないかという精神論よりも、
歯の神経の感度がどの程度かという話になります。
神経が過敏な方は知覚過敏と言って
痛みや染みる刺激を感じやすいですし、
神経が鈍い方は痛みに強い傾向があります。
声帯周囲の知覚感度が鈍い方は
負担の大きな発声をしていたとしても
のどの痛みをあまり感じず平気だったりします。
じゃあ感度が鈍ければ痛みを感じないから
そっちの方がいいじゃないか!
というとそういう訳でもなく、
負担の大きな発声をしているとやはり声帯は炎症します。
炎症を起こした状態でなお負荷のかかる発声を続けると
声帯結節や粘膜下出血からの声帯ポリープになる可能性がありますので
あまり良いことともいえません。
人それぞれ体はみんな同じではありませんし、
声質、能力、素質、クセ、全て個体差があることを頭に入れておきましょう。
それを踏まえた上で
自分の能力を最大限に開花する方法を
見つけていけるといいですね。
参考にしてみてください(‘-^*)/
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