こんにちは、ボイストレーナーのAKIRAです。この記事ではボイスユーザー(歌う人や声を使う仕事の人)が、日々の食事で気をつけると良いポイントについていくつかお伝えします。人それぞれ体質には差があるので、あまり気を遣わなくても良い声がいつも出る方もいれば、色々なことに気を遣うことで良い声を維持できているという方もいます。この記事の内容も一つの参考にしてみてください。
刺激物は避けるのが無難
香辛料の効いた辛い食べ物、熱すぎるものなどは喉や声帯にとって刺激となります。これらの刺激物は声帯を乾燥させたり、炎症を起こしたりする原因になることがあります。辛いものは口腔や咽頭腔を刺激したり、辛味成分の一部が声帯の方に落ちてくると声帯に付着して腫れるリスクを高めます。熱すぎるものも同様で、喉や声帯周辺の腫れを作るリスクになるので気を付けましょう。
オイル系は声帯の滑りを良くしてくれる
「揚げ物は喉に悪い」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実は適度な油分は声帯の滑りを良くしてくれる効果があります。声帯は振動する時には左右が触れ合い摩擦を起こすので、その潤滑油のような役割を果たすものがあると表面の摩擦負荷が少なくなるのです。良質な油分は声帯の粘膜を保護し、スムーズな動きをサポートしてくれます。例えばごま油やオリーブオイルを使った料理もいいでしょう。ただし過度な油分の摂取は胃もたれの原因になり、声帯には良くても体調面において悪影響を及ぼすこともあるので注意しましょう。
寝る前の食事は避ける
食べた後2~3時間は胃から胃酸が出続けるので、寝るすぐ前に食べてしまうと寝ている間に胃酸が出て逆流するリスクが出てきます。胃酸の逆流が就寝中に起こり胃酸が声帯まで上がってくると、胃酸の刺激により声帯が炎症したり表面が焼けてしまうので注意しましょう。また炭酸飲料もあまりに沢山飲み過ぎるのも胃酸の逆流を引き起こすリスクになると言われています。
アレルギーなどの体質によって避けるものは変わる
食べ物に対する体の反応は人それぞれです。アレルギーにも即時型と遅延型など種類があり、検査も別になってくるため自分のアレルギーをすべて理解している人は少ないでしょう。ただ人によっては特定の食べ物を食べると声帯を含む体に炎症反応が起こり、それが声の出しにくさに繋がってしまうケースもあります。もし特定の食べ物を食べた後に声が出しにくくなる、喉に違和感があるなどの症状を感じたら、その食べ物を数日控えて様子を見てもいいかもしれませんね。
食べた後に歌いやすいかどうか
食べたすぐ後でも良い声で歌える人と、食べた後は歌いにくいという方がいます。私は前者なのですが世の中は後者の方が多いように思います。その辺の自分の体質がどちらなのか、どちらも試しながら知っていくと声を出しやすい状態を作りやすくなるでしょう。
まとめ
食事と声の関係はその方の体質や嗜好も関わってくるので一概に「これが良い」「これはダメ」と言い切ることはできませんが、今回ご紹介したポイントを押さえながら自分で試してみることで、あなたの声は良い方向へ向かうはずです。日々の食事を少し意識しながら声を出やすくする調整方法を見つけましょう!
3オクターブは当たり前! 喉に優しい魅惑のハイトーンボイス養成メソッド
¥1,620
Amazon.co.jp
東京中野区のボイストレーニングスクール
IPC VOICE STUDIO
◆都内で対面レッスンの他、全国からオンラインレッスンが受講可能です。
レッスンや各種お問い合わせはこちら
IPC VOICE STUDIOオフィシャルHP





















