こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。
先日つんくさんが
声帯がんにより声帯を完全切除するという記事がありました。
声帯を完全切除ということは
今後声帯を使って歌が歌えないということになるのですが、
歌や声を仕事にして第一に生きてきた人が
声を失ってしまうというのは
これは本当に想像を絶するツラさだと思います。
声を失ってでも生きる道を選択したわけですが、
苦渋の決断だったのではないでしょうか。
昔自分がもし仮に声を失ったとしたら
その時は生きていく手段として
ピアニストに転向すればいいさと考えたことがあります。
ただ、あれだけ昔歌が大好きだった自分が
二度と歌えない、他人と話ができない、
声でコミュニケーションも取れない状態で
本当にそれでも前向きに生きていけるのかという疑問もありました。
何気なく当たり前のように行っていることですが、
毎日声を出して人と話ができること、
毎日歌が歌えるということ、
毎日人に歌が教えられることにただただ感謝したいと思いました。
自分の日々の日常の中にある
たくさんの有り難みを忘れないで生きていきたいですね。
軽く言える言葉ではないですが、
つんくさんの今後の人生が良いものであること、
そして強く前向きに生きていって欲しいなと切に思います。
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