発声

その124「マイクを使って風邪がうつる?」

さて、インフルエンザはワクチンのおかげで落ち着いてきたようですが、

空気は乾燥していてまだまだ風邪も流行っている時期だと思います。

風邪の感染経路は様々にありますが、

今回は「マイクから風邪がうつる?」という話です。

ちょっときたない話になってしまうんですがご了承下さい(;^_^A

人は歌を歌ったり言葉を発する時は、

見えない程度ですが唾が飛んでいます。

だからマイクを使って声を出している時、マイクに唾が飛んでいるわけです。

「自分しか使わない専用のマイク」を使っている分には問題ないのですが

自分のマイクではなく他の誰かと共有して使うマイクの時、

ちゃんとそれが消毒してある状態であればいいのですが

していない場合はそこが感染経路になる事があります。

歌っている最中はそのマイクを口に近づけて呼吸をしています。

例えばもしカラオケやスタジオなどで、

自分が使う前にそのマイクを使っていた人が

「風邪のウイルスを持っていて」

そして「そのマイクをちゃんと消毒していなかった」

としますね。

その人が歌う事でその人が持っているウイルスが

マイクに付着してしまっているかもしれないので

自分が歌っている時にそれを口の中に吸い込んでしまう可能性が出てきます。

調査などはしてないので確信は持てないんですけど、

おそらくマイク経由で感染しただろう、という経験は僕もありますし

知り合いの歌手や声優からも同じような話を聞きます。

昔よりはそういう衛生面で気をつけているスタジオは多いと聞いていますけど、

その辺の衛生管理は場所によってピンキリだと思います。

マイクを口元に近づけていればいるほど

ウイルスを吸い込んでしまう確率も高くなるようですので、

口にほとんどくっつけた状態で歌う人などはお気をつけ下さい。

(もちろんウイルスがいなければ感染もしませんけどね)

風邪をもらう可能性のある感染経路は探せばたくさん出てくるので

あまり神経質になり過ぎると日常生活に支障が出てきてしまいますけど、

とりあえずその感染経路の一つとしてマイクから

というのがある事を覚えておくといいと思います(^_^)v

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