こんにちは、ボイストレーナーのAKIRAです。前回の記事では声帯に負荷をかける主な原因についていくつかお伝えしましたが、今回は声帯の負荷を減らす主なポイントについていくつかお伝えしたいと思います。
歌う前に声のウォームアップを行う
喉は立ち上がるのに時間がかかるので、ちゃんと歌う前には声のウォームアップを行いましょう。喉が立ち上がっていない状態だと大きい声や高音が出しづらかったりします。その状態でいきなり全力で歌い始めると声帯に大きな負担がかかってしまい、声帯を痛めてしまうことにもなりかねません。ウォームアップするなら軽い発声練習で声帯周辺の筋肉を少しずつ動かし、血行を良くしながら声をスムーズに出せるように準備します。まずは楽に歌える音域から歌い始めて、徐々に音域を広げていくといいでしょう。
起床後などは特に声は立ち上がりにくい
朝起きたばかりの声は、寝ている間に声帯周辺の筋肉が休んでいたため普段よりも動きが鈍くなっています。そして喉はほかの体の部位よりも立ち上がるのに時間がかかるので、出来れば歌うのは起床してからしばらく時間がたった後にすると良いでしょう。また起床後すぐでも歌えるという方以外は出来れば歌う日は昼寝などは控えておくといいでしょう。起床後すぐトレーニングなどを行いたい場合は無理のない声量、音域で様子を見ながら行ってみてください。
無理に大きい声を出し過ぎない
「もっと大きな声を出さなければ」と力任せに大声を出そうとすると、喉に力が入りすぎてしまい、声帯に過剰な負担をかけてしまいます。大きい声は声帯を力ませずに、声帯を閉じて喉頭を下げたりなどで声を響かせていくと無理なく声量を大きく稼げます。喉に優しい歌い方を探しましょう。
息を過剰に吐き過ぎない
歌う際に必要以上にたくさんの息を吐き出してしまうと、声帯が息の力でこじ開けられてしまい逆に声量が減ったり声帯振動が不安定になり喉の負担が大きくなることがあります。発声時はたくさんの息を吐くのではなく、いかに効率よく息を使うかを意識しましょう。これにより負荷の少ない発声で歌い続けることができます。
喉の調子が悪い時は無理に出さない
風邪を引いている時や声がかすれている時、喉に痛みがある時は、声帯が炎症を起こしている状態です。この状態で無理に歌い続けると症状が悪化し、声が出なくなってしまうこともあります。状況にもよると思いますが、喉の調子が悪いと感じたら出来ることなら歌うのをやめて声帯を休ませてあげましょう。しっかりと休ませてあげることで声帯結節や声帯ポリープになるリスクも防げます。
小まめな休憩をとる
長時間連続して歌うことは声帯に大きな負担をかけます。練習する時もより安全に行うことを考えるなら小まめな休憩を挟むことが大切です。安全面を考えるなら例えば10分やって1~2分休憩するペースはいいと思います。負荷がかかっていないなら休憩までの練習をさらに長めに取ってみましょう。休憩中は曲を聴き直したり飲み物を飲んで喉を潤したり、また軽いストレッチをして身体の緊張をほぐしたりしてもいいですね。
まとめ
歌を長く楽しむためには声帯を大切にすることが何よりも重要です。今回ご紹介したポイントを意識して日々の練習やカラオケに取り組むことで、声帯への負担を大幅に減らすことができます。無理のない範囲で正しいケアをしながら、あなたの歌声を磨いていきましょう。
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