ボイトレ

自分に合ったジャンルの歌を探すか、好きなジャンルを選ぶか。

こんにちは、ボイストレーナーのAKIRAです。
「自分が何を歌ったらいいか分からない」
「うまく歌える曲が見つからない」
という相談をたまに受けます。
そんな時いつもお伝えしているのは、自分に合ったジャンルの歌を見つけるか、自分の好きなジャンルを選ぶか、という二つの選択肢です。

その人それぞれに合うジャンルがある

発声は鍛えたり変えていくことが出来るものですが、それと別に生まれてから使い慣れている声があります。
その人の元々持っている声に得意な音域、そして合うジャンルというものがあるのです。

例えば声が太くパワフルな方は、ロックやソウルミュージックのようなジャンルが合うかもしれません。
一方繊細で透明感のある声の持ち主なら、アコースティックなポップスやバラードが美しく響くでしょう。

また声の出し方や発声の癖もジャンル選びの重要なポイントです。
張りのある声がしっかり出る方は力強いロックやポップス、柔らかい声が得意な方は繊細な歌など、自分の発声の特徴を活かせるジャンルを見つけることで、歌のクオリティは大きく向上します。

歌が上手い人というのは歌自体の上手さもそうですが自分の声の活かし方を知っている方が多いのです。
自分の声の特性を理解し、どんなジャンルなら無理なく、そして魅力的に歌えるかを探っていけるといいですね。

長く聴いてきたものは歌い方を無意識で覚えていることが多い

これもある程度、という話にはなるのですが、長年特定のジャンルの音楽を聴いてきた人はその歌い方を無意識のうちに習得していることが多いです。
これは長い間耳から入ってきていた情報を記憶しているからです。

例えばロックを長年聴いてきた方は、シャウトや力強いビブラートを自然と身につけているかもしれません。
またR&Bを聴き続けている方は、メロディを細かくフェイク(装飾)したり、リズムをずらしたりする技術を知らない間に身につけていることもあります。

耳でその歌い方に慣れていて、体もそのリズムやメロディを覚えていると歌いやすいので、歌う曲に迷ったらまずは自分がどんなジャンルの音楽をよく聴いてきたか、振り返ってみるのも良いヒントになります。

上手く聴かせたいなら自分に合うものを見つけるのが良い

「人前で歌うからとにかくうまく聴かせたい」
「歌がうまいと褒められたい」
そんな風に思っている方は、自分の声質や得意な音域に合ったジャンルや曲を探してみましょう。

例えばリズムが苦手だと感じているなら、早くて難解な曲に挑戦するよりもゆったりしていてシンプルな曲を選ぶ方が早く安定して歌うことができます。
また自分の声質が活かせる曲を選ぶことも重要です。
優しい声の持ち主なら、力いっぱい歌うロックよりもささやくように歌うバラードの方が聴く人の心に響きやすいです。

自分に合った曲を見つけることで、早く上手く歌えます。
その結果、歌うこと自体が楽しくなり、自信を持って歌えるようになる方もいます。
それが相乗効果的に高い評価につながっていくのです。

趣味で歌うなら自分の好きなものを歌えばいい

「別に誰かに評価されたいわけじゃない」
「ただ歌うのが好き」
そんな方はジャンルやキーにこだわらず、自分の好きな曲を好きなだけ歌いましょう。

歌は本来楽しむものですから。

歌には歌いにくい曲であっても歌えるようにチャレンジする楽しさがありますし、好きなアーティストの曲を歌うことで、その世界観に浸ることができ良い気分転換にもなりますよね。

趣味で歌うことの最大のメリットは、誰に遠慮することなく自分の感性のままに歌えることです。
好きな曲を歌うことで、それがモチベーションとなり、そこから結果的に歌が上手くなることもあります。

根本として、「楽しい」という気持ちを忘れないこと。
これが何より大事です。

まとめ

自分に合うジャンルを探すのも、好きな歌を歌うのも、どちらもあなたの歌を上達させてくれます。
自分の目的や気持ちに合わせて、歌う曲を選んでみましょう。
今まで以上に歌が楽しくなるかもしれません。
「自分に合うジャンルが分からない」という相談も結構受けたりしますので、そういう方はプロに相談してみるのもいいですね。

ご自身の歌声をもっと輝かせていきましょう。

3オクターブは当たり前! 喉に優しい魅惑のハイトーンボイス養成メソッド

¥1,620
Amazon.co.jp

最高の声作りが出来る
初心者から第一線で活躍する上級者まで
東京中野区のボイストレーニングスクール
IPC VOICE STUDIO
◆都内で対面レッスンの他、全国からオンラインレッスンが受講可能です。
レッスンや各種お問い合わせはこちら

IPC VOICE STUDIOオフィシャルHP


 

その声の枯れやすさは○○が原因かも。前のページ

昨日は誕生日でした。次のページ

関連記事

  1. 発声

    その181「軽く、速く、柔らかく」

    こんにちは☆今回は喉の感覚の話です。歌の練習や発声のトレーニングをする…

  2. 発声

    ボイトレと歌唱の発声の違い。

    こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。僕はボイトレは小さい声でや…

  3. 発声

    その113「2種類の鼻声」

    今回は鼻声について書こうと思います。書く前にまず一つ。鼻声が悪いのかど…

  4. 発声

    その137「発声と歌はまたちょっと別」

    タイトルだけ見るとちょっと誤解が生まれそうですが、僕は教える際によく口…

  5. 発声

    その57「ボイトレすると個性が消える?」

    質問:ボイトレで発声を鍛えていくといい声になっていくと思いますが、それ…

  6. 発声

    コスパの良い発声を作ろう!

    こんにちは、ボイストレーナーAKIRAです。今回は、「コスパの…

最近の記事
人気記事
  1. メンタル

    短絡的に物事を判断しない。
  2. 呼吸

    超簡単な腹式呼吸のやり方。誰でも出来てボイトレに役立つ!
  3. ボイトレのヒント

    歌が上手くなる!ボイトレや歌における「聴き方」と「考え方」のポイント
  4. メンタル

    メンタルを安定させて、本番歌う時の緊張対策やボイトレ効率を高めよう。
  5. 喉に良いこと

    歌手や声優必見!風邪を極力予防し喉の調子を保つポイント。
PAGE TOP